Archive for December 2007

28 December

パピーが家にやってきた!【年末年始】

そうそう!
年末年始でとくに気をつけていただきたいことがありました!


犬好きのお客様に要注意!!


たとえば、玄関でのごあいさつも早々に、「犬はどこ!?」とサークルに突進。
「きゃーっ!!かわいい〜っ★」「礼音ちゃん、よろしくねー♪」と
ハイテンションで盛り上がり、なでたりオモチャを動かしたり。

こういう事態は、ぜひとも避けなければなりません!
パピーは一見シッポをふって喜んでいるように見えますが、じつはとても緊張しているんです。
興奮させるのは禁物。
お客様には申し訳ないけれど、パピーがクンクンないても、見えないふりをしていただきましょう。
できれば、ハウスに入れて、布で覆ってしまってもいいかもしれません。

将来、すぐに興奮してワンワン吠える犬にしないために、
今年のお正月は静かに、おだやかに、お過ごしくださいませ。
03:27:50 | sachiko | No comments |

27 December

パピーが家にやってきた!【最初の日】

迎えたその日から、子犬育てはノンストップ。
なので、ここからは、要点だけを先に書き出しておくことにしましょう。
忙しい時は、ココだけ読めばOKです!

●パピーが新しい環境に慣れる時間をあげましょう!

1.最初の2〜3日は、家族もできるだけ静かに生活してください。
 (大きな音や大声をたてない。ドアの開け閉めも静かに)
2.最初の2〜3日は、黙って静かに見守る。
 (こちらからのはたらきかけはしない。呼んだり、顔をのぞこむのもガマン)

●見つめない。取り囲まない。何もしないことがいちばんの歓迎です!
 たとえば、1〜7のような感じで、サークルやハウスに適宜入れたり出したりしましょう。
1.子犬が来たら、まずハウスへ。1時間くらい休ませる。
 (のぞきこまないように注意! 外に出たがる場合は→★A)
2.一眠りしたら、サークルへ。
3.オシッコ/ウンチが出たら、静かにほめて、ごほうびとしてサークルの外へ。★B
 (いったんサークル外に出てしまったら、ピュンピュン走り回って2度とつかまりそうもない・・・というような状態なら、リードを付けた方が良いかも)
4.パピーが自分で探索するのを見守りましょう(ハラハラしますね・・・)。
5.30分〜1時間くらいでまたサークルへ(もっと短くてもOK)。
6.食事はハウスの中で。水はいつでも飲めるように、サークル内に。
7.ゴハンの後はまたトイレタイム。

★A:元気なテリアパピーは、外に出たがって大騒ぎするかもしれません。クンクンないている間は相手にせず、子犬があきらめるか、静かになってからサークルの中へ。または、ひざの上でおとなしくしていられるようなら、ひざの上に横向きにオスワリやフセをさせる形で抱っこをしてもOKです。←やはり最初はできるだけ触らないで、抱っこもガマンしていただいた方が良いかもしれません。
★B:サークル外へ出すのは、必ずサークル内(ペットシーツの上)排泄できてから。

最初の数日のアレコレについて↓
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05:32:24 | sachiko | 2 comments |

26 December

これから犬を迎えるアナタへ〜X-Dayへの道のり【こころがまえ2】

「叱ってはいけない」などと書きながら、カンジンのご家族へのアドバイスが「あれはダメ」「これはイケナイ」と、不安をあおるような話ばかりになってしまいましたね。
反省・・・・。

そこで今回は、一番大切なことを短ーく。

いよいよパピーがやってきたら・・・・

どうか、ゆったりと穏やかな気持ちで受けいれて。

そして・・・

もう、思いっきり、愛しちゃってください♪


いぬばか上等!
ベッタベタにかわいがって、やさしーくなでて、甘〜いコトバで、パピーをうっとりさせちゃいましょう!

だって世界一、いや宇宙イチ、かわいいでしょ、礼音ちゃん?

子犬は、かわいがられるために生まれくるんですから。
私たちは、かわいがるために迎えるんですから。
ちっちゃなパピー1匹くらい、大きなハートでどーんと受け止めちゃいましょう!

さぁ、いよいよ幕が上がりますね!

05:43:00 | sachiko | No comments |

25 December

ほめるしつけ・叱るしつけ

子犬が、リビングのカーペットの上でオシッコをしたとします。
ほんの少し前までは「その場ですぐにしかりましょう。子犬は後から叱られても何のことかわかりません」などと、書いたり言ったりする人が少なくありませんでした。
ひどいものになると、「そそうの跡に子犬の鼻面を押し付けて、キッパリと『イケナイ』と教えます」だなんて!!
(いや、それ、ぜんぜん教えてないって!・・・と、今の私ならよーくわかりますが、いまだにそんな方法がまかり通っているかもしれないと思うと、ゾッとします)。

その場合、子犬は、おそらく「なぜか飼い主が攻撃的になっていてコワイよぅ」とか「アタシ(ボク)、何かマズイことした???・・・オロオロ」、場合によっては「わっ!なんか注目されてる?」と、混乱したり怯えたり、はたまた興奮してしまいます。

いずれにしても「カーペットにオシッコをしてはいけない」ということは伝わりません。

(それどころか「『オシッコをすると怒られる』と受けとった犬が、隠れてオシッコをするようになってしまった」などという痛ましい例も、とあるベテラン訓練士さんから聞いたことがあります)。

「そこはダメ!」「ここもイケナイ!」と叱るより、まず最初に人間にとって都合の良い場所、子犬に排泄してほしい場所を教えればいいことですよね?
人間にとって都合の悪い場所で排泄する前に、まずトイレスペースへ連れて行って、できたらほめる。そうすることで「トイレはここだよ」と伝えるわけです。

どうして欲しいのかを教えないで、ダメ出しばかりするのでは、なかなか伝わらないし、犬も人もフラストレーションをためて不幸な関係になってしまいます。
そもそも犬に対して、フェアではない!

「ほめてしつける」という言葉はある程度広まってきた昨今ですが、それがどういうことなのか、私自身も最初は言葉ヅラだけで知っている気になって、本当のところはちっともわかっていませんでした。
ここに書き連ねたことは、私なりの理解ですが・・・「ほめてしつける」という理念のほんの一面でもお伝えできればと思います。


05:43:00 | sachiko | No comments |

24 December

これから犬を迎えるアナタへ〜X-Dayへの道のり【こころがまえ1】

はい。ついに「こころがまえ」のお話です。
いきなり本題から入りましょう。

子犬を迎える前に、どうかこれだけは、ご家族みなさんで誓い合っていただきたいのです。


「体罰・暴力絶対禁止」

たたく、ぶつなどは論外としても、「首根っこをつかんでゆする」とか「鼻面をつかんでにらむ」など、力づくで制圧したり威圧したりといったことも、子犬にとっては立派な暴力です。
そして「大声で命令する」「怒った声で名前を呼ぶ」なども、体罰にあたることを知っておいていただきたいのです。


「決して子犬を叱らない」


「イケナイ・コラ・ダメ・NO」はすべて禁句。「や〜ね〜」でも「悪い子だ!」でもいけません。
子犬を否定する言葉は、大声だろうが、小声だろうが、一切言わないで!
そして無意識のうちに怒りや脅しがこめられた物言いや声音にならないように・・・(難しいですよね? でも、そこをなんとか・・・)。


子犬が何をしようが、お願いですから、決して叱らないでください。


それはいったいなぜかというと・・・・↓

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05:42:00 | sachiko | No comments |