Archive for February 2008

16 February

ハッピードッグになるために【お散歩大作戦・その1】

元気な子犬なら、まずは引っ張る。
ましてやテリアパピーなら、首輪がのど食い込んでゲェゲェいうくらい想定の範囲内。
さながらスキーのジャンプ競技の空中姿勢のごとく、前のめりの2足歩行でレッツゴー!って感じでしょう。
「散歩とはアタシが行きたい方に人間がついてくる」ものだと思っているかもしれませんね。

で、そのまま歩いているとどうなるかというと・・・残念ながら、たぶんどうにもなりません。
もちろん、成長につれて、少しは後ろからついてくる飼い主の存在も意識してくれるようになるかもしれません。
え? 苦しいだろうに・・って? そのうち苦しさに気がついて止めるかも?
いえいえ、これがどうして。
引っぱり続けることでどんどん首が鍛えられて、いっそう牽引力が付いちゃったりするんです。

では、どうしたら良いかというと・・・。

私が専門家から聞いただけでも、いくつかの方法があります。

まずは、正しいリードの持ち方から確認しておきましょう。

リードは短めに
リードは、下のイラストのように持つのが基本。
手首に通すのはNG。万一、ふいに引っ張られた時(なにしろ子犬の動きは予測不可能なことも多々アリなので)、転ぶ危険が大きくなります。
手の中に折りたたんで長さを調節しましょう。
長いまま持っていると、それがパピーにとって散歩中の行動半径になってしまいます。こちらのすぐ脇を歩いてもらいたいわけですから、それに見合った長さで持ちます。
ちなみに、小型犬用は、元々短めのリードが多いのですが、わが家の場合、ダリには先代のミロが残した中型犬用の太く長いリードを使っています。
なにしろジャック・ラッセルのパワーは小型犬離れしていますし、何より、余った部分を調節しつつ使え、取り回しがラクなのです。
lead1
↑輪になった部分を親指にかけ、余った部分を折りたたんで持ちます。そうすることで、万が一、予想外の方向や力で引っ張られた時には、折りたたんだ部分が伸びてショックを吸収できるわけです。また、リードが手から離れやすいので反対の手に持ち替えやすく、取り回しがしやすいこと、さらに最悪の場合も、引きずり倒される危険がより少ない・・・という利点があります。

めざすは「J」
お散歩の理想的な位置関係は、下図のようにリードが「J」の字を描く状態です。
ラブラドールのような「側歩」は野望としても、引っ張らずに、リードがたるんだ状態で歩けるようになれば上等!
「次はどっちに行くの?」「楽しいね!」とばかりに、時々こちらを見上げるようになればしめたものです!
position
↑裏返しですが、リードが「J」の字を描いていることにご注目。



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03:44:28 | sachiko | No comments |