01 January

きずなをつくる〜アイコンタクト【４日目〜】

そろそろ新しいお家にも慣れはじめた頃。
犬も人も、お互いのリズムがつかめるにはもう少し時間がかかるでしょうが・・・
今のうちに、パピーとの絆をつくる最初のレッスンをはじめましょう。

【アイコンタクト】
アイコンタクトとは、視線を合わせること。
すべてはここからはじまります。
名前を呼ばれたら、子犬が自分からアナタの目を見るように教えます。

じつは、犬にとって、目と目を合わせるのは、本来とても恐いこと。犬の世界では、挑戦的な行為なのです。
にもかかわらず視線を合わせられるようにするのは、「ワタシを信頼していいよ」と伝えるため。ニッコリほほえんで、パピーの視線を受け止めましょう。




人によって微妙に方法が異なりますが、普通に食いしん坊なパピーなら、これでできるようになるでしょう↓
（続きは下の英文をクリック）


１．子犬の足元にフードを何粒か落として気持ちをやわらげます。
　　子犬がフードを食べたら、落ち着いている証拠。食べない時は、レッスン中止です。

２．フードを一粒指先に持って子犬の鼻先へ。子犬が興味を示したら・・・


３．フードを持った指をアナタの目元へ、ゆっくりと上げます。
　この時、早すぎると子犬が見逃してしまいます。途中で目を伏せたりしないように速度を工夫して。

４．子犬と目が合ったその瞬間に、「◯◯ちゃん」とやさしく名前を呼んで、ニッコリ。

５．すぐにフードを食べさせます。このとき、こちらを見ている子犬の視線に沿ってフードを動かすことがとても大切！
（イラストのブルーの点線）


【注意点】
★一生懸命になるあまり、身をかがめてこちらから子犬の顔をのぞきこまないこと。余計な動きをしないように反対の手はポケットに入れたり、後ろに隠してしまうのもテです。
★目が合った瞬間に名前を呼ぶこと。呼んでからフードを目元に移動するのではありません。
★「◯◯ちゃん」以外の言葉はいっさい言わないこと。「ほら、こっち！」とか「そう、いい子！」も余計。子犬が混乱します！

タイトルには【４日目〜】としてありますが、礼音ちゃんのように、元気なフォックス・テリアで、理想的な赤ちゃん時代を過ごして、しかもご家族ともすでに仲良くなっていて・・・というと、もう少し早くから、レッスンをはじめてもいいかもしれませんね。